こんなとき


「自分に自信がない」

「自分の性格が好きになれない」

「不安や悲しみがずっと続く」

「なんだか寂しくて落ち着かない」

「学校にうまくとけ込めない」

「会社に行くのがつらい」

「人とうまく付き合えない」

「親に対するわだかまりがずっと解消されない」

「子どもと向き合うことに戸惑いがある」

「配偶者やパートナーとのズレに耐えられない」

「過去の後悔をずっとひきずっている」

「未来に希望が持てない」

「こんな人生でよかったのだろうか」

「生きている意味がわからない」

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人はどんなときにカウンセリングを望むのでしょうか。
少なくとも、きっと何か、心を悩ませることがあるのだと思います。

自分自身についてでしょうか。
社会とのつながりについてでしょうか。
個人的な生活でのことでしょうか。

将来への悲観や過去の後悔などで、深く悩まれることもあるでしょう。
あるいは、生きる意味を見いだせず、苦悩されているのかもしれません。

そう考えると、人の悩みは様々で、一言では表現しきれないものです。
しかし、それを何とかしたいと望んでいるのだと思います。

それぞれに事情を抱えながらも、何とか前に進んでいきたいという希望と、
なかなか解決が見いだせない失望とを行き来し、生きにくさに苦悩する中、
カウンセリングがふと頭をよぎるのではないかと思います。

もちろん、カウンセリングは唯一の解決方法ではありません。
文明の発展とともに、心の安定のために様々な方法が生み出されてきました。
その1つがカウンセリングであり、時としてそれが選ばれることもあります。

こちらのカウンセリングについて簡単にお伝えしておきますと、

悩みのために生きにくさを抱えておられるその方の人生の背景にあるもの、
その人の性格、育ってきた歴史、それを培ってきた環境や経験、人との出会い、
学校や職場、家庭など生活環境の中での交流や、そこで担ってきた役割など、
そういった状況からその人の現在を理解しつつ、新たな可能性を模索していく

これが、こちらで行なうカウンセリングの基本的な立場です。
従って、悩みを劇的に消し去ってしまう方法を提供することはできません。
また、診断名や症状だけでカウンセリングの可能性を判断することもできません。

同じ言葉で表現される悩みであっても、どういった経緯でその現在があるのか、
それを地道にたどることで可能性を見いだしていくことを大切にしています。
そして、その作業には、両者の協力関係が必要となります。

個々人それぞれがおかれている状況によって、そのプロセスは様々です。
数年にわたって少しずつ、これまで生きてきた道をたどる場合もあれば、
数回のカウンセリングで心が整理されて終結にいたる場合もあるでしょう。