アートワーク


アートワークとは、言葉ではないモノを通じて自己表現することです。
アートセラピーや芸術療法と言われたりもします。

絵を描いたり、貼り絵をしたり、粘土をこねたり...。
なんだか大人げないと思われる人もいるかもしれません。
大人になってそんなことをするのはバカげていると感じる方もいるでしょう。

それは遊びと呼ばれる一方で、芸術と呼ばれることもあります。
どちらにも共通するのは、それが創造的な活動であるということです。

何でもないものから、心と体を使って何かを作り上げることです。
熱心に思いを込めて何かを作り上げることが、結果的に自己表現となります。
製作そのものや作品が訴えるものが自己治癒や自己理解のきっかけともなります。

遊びそのものが治癒的な機能を持っているといわれています。
遊びはその人を自由にし、自由な心が遊びを促進させます。
その相乗効果が、その人の創造性を活性化させ、新たな可能性をもたらします。

遊べるようになることは、私のカウンセリングの目的の1つです。
こんな風に表現すると語弊があるかもしれません。
ただ、苦しい中においても好奇心をもってその生きている世界と向き合い、
閉塞した状況を変える力が ”遊ぶこと” にはあると私は思います。